(9月21日更新) 現在新型コロナウイルス感染症は減少傾向です。ただしインフルエンザ同様、感染力が強く、集団感染が問題になりますので、検査は有用かと思われます。他のウイルス感染症(風邪)であっても他人に感染させますので、対応はほぼ変わりません(5日程度の自宅療養)。 また細菌感染の場合は、抗生剤が有効なこともありますが、抗生剤なしでもほとんどが自然治癒しますので、重症でない限り、風邪症状の方は医療機関に受診する意味はないと考えます。(市販の風邪薬で十分)。ただし高齢者や基礎疾患のある方の発熱では肺炎などがあり得ますので、受診は必要です。
当院は慢性呼吸器疾患をはじめとする慢性疾患の方が多く、その合間に発熱の方に対応している状況です。<u><b><font color=red>発熱の方は原則電話(9時以降診療時間内)での予約で大体の時間を決めて来てもらっています。(この予約は目安であり、通常診療が混んでいれば、1時間程度は待つこともあります。待たされてクレームを言う方が時々いますが、通常診療を優先していることをご理解ください。) 予約なしに直接来院される発熱の方は相当時間待つことをご了解ください。</font></b></u>
5月ころから流行していた、頑固な咳が続く’風邪’はだいぶ減ってきております。代わりに喘息や鼻炎などのアレルギーが増えている印象です。咳の原因は多様で、中には肺がんの方もいますが、ほとんどが感染症とアレルギーです。当院では肺炎など治療介入が必要な疾患を見落とさないようにすることを主に対応します。百日咳などの感染症では一定期間、咳を許容せざるを得ないこともあることをご理解下さい。
コメント